SDGs「ミャンマーの情勢について」講演を拝聴しました。(高校全学年)

スクールライフ

本校では、SDGsを取り入れた教育活動を積極的に行っています。その一環として、国際交流基金ヤンゴン日本文化センター/ヤンゴン外国語大学で日本語教育に従事していらっしゃる小西広明先生に、ミャンマーの情勢について、講演をしていただきました。
講演では、ミャンマーのクーデターがなぜ起こったのかの説明や、クーデターが起こった当日の現地の様子や感じたことについて写真を交えて伝えてくださいました。普段のテレビや新聞などとはまた違った、まるで現地にいるかのような心に迫る写真の数々に、様々なことを考えさせられました。
講演前のiPadを使用した事前学習では、ミャンマーのニュースを聞いたことがあるけど詳しいことはわからないという生徒がたくさんいました。しかし、講演では小西先生が現地で撮った写真をまじまじと見つめ、同じような年の若者の学習の機会が奪われていることや、亡くなっている若者がいる現実に思いを巡らせていました。振り返りでは、「他人事と思わず自分には何ができるか考え行動していきたい」「関心を持ち続けたい」「学校に通えているということは当たり前ではないことがわかった」「よく知り、しっかりと自分の意見を持ちたい」と様々なことを考えた様子がうかがえました。(担当教諭  岩下 智美)

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