やってみよう!ヘアドネーション!

部活動・生徒会

コロナにより参加できるボランティアが制限されている中、私たちボランティア部は自分たちにできるボランティアを模索しながら日々を過ごしています。

さて、突然ですが、「ヘアドネーション」という活動をご存じですか?小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛で医療用ウィッグを作り無償でプレゼントする活動です。

私たちボランティア部は、本校卒業生の方が所属している東京ウィルライオンズクラブさんからお声がけいただき、昨年9月に講演会を受講し、実際に医療用ウィッグを触ったり、使用者の方の様子を伺ったりしました。ヘアドネーションという言葉自体を耳にしたことがあっても、実際にどのような目的で行われているものなのか、そしてどのような髪が求められているのかなど、詳しく学ぶことができました。

その後、本校におけるヘアドネーションの啓発活動のためのリーフレット作りを行いました。中学1年生から高校3年生の皆にこの取り組みに興味を持ってもらうため、どのような内容を盛り込めばよいのか、見やすいレイアウトなどにこだわりながら部員で協力して作成し、全校生徒・教職員に配布しました。
そして昨年12月には、本校の生徒でヘアドネーションに協力した生徒に対して、東京ウィルライオンズクラブさんより感謝状とゴールドリボンが贈呈されました。受験が終わったタイミングで参加してくれた高3もいました。現在は、ドネーションを目指して伸ばしている教職員もいます。

自分の少しの行動が、誰かの笑顔につながることを実感できる活動であるこの取り組みは、コロナ禍でも参加できるボランティアの1つです。今後もこのような活動について情報を集め、率先して取り組んでまいります。

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