「20日間チャレンジ」世界史②

スクールライフ

みなさん、ごきげんよう。

2月末、それまでは「アジアで流行しているウィルス」と考えられていた新型コロナウィルスの感染者がヨーロッパでも確認され、瞬く間に広がりました。

突如休校となったのは、日本の学校だけではありません。世界市上、有名な作品や人物を多くのこしたヨーロッパのイタリアでも多くの生徒が急遽自宅待機を余儀なくされました。

そんな中、イタリアのある高校の校長先生が発信した言葉が、遠い日本のインターネットでも注目を浴びました。

「こんな時にこそ良い本を読んでほしい」

記事の中では、イタリアの文学作品が紹介されています。

『いいなづけ』 マンゾーニという文豪の作品です。

マンゾーニ自身は19世紀頃の人物ですが、『いいなづけ』は17世紀のペストが流行した頃のイタリアを描いています。

イタリアの校長先生は、この作品中の、感染症流行による不安が引き起こす人間不信やパニック、デマに惑わされる人々の様子を取り上げ、「冷静に、十分な予防をして生活すること」の大切さを説いたそうです。

(朝日新聞DIGITAL2020年3月2日より要約)

私はこの記事を読むまで、作品名も著者も知りませんでした。この機会に、読んでみたいと思います。

N.K

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