「20日間チャレンジ」英語学習について①
スクールライフ
ごきげんよう。
英語科のM.N.です。再びイニシャルですみません。
今回は、英単語のおすすめの勉強法について紹介したいと思います。みなさんは英単語と聞くと「やだなー」と思うかもしれません。ですが、記憶に関するとある実験に基づいてやっていく案外すんなりと効率的に覚えられるかもしれません。
みなさん、エビングハウスの忘却曲線をご存じですか? 聞いたことある人もあるかもしれませんが、これはざっくり言うと、人は暗記したものをどれくらいの速さで忘れてるかを示した実験です。これによると
20分後:覚えた内容の40%を忘れる
1時間後:覚えた内容の50%を忘れる
1日後:覚えた内容の70%を忘れる
1週間後:覚えた内容の75%を忘れる
1ヶ月後:覚えた内容の80%を忘れる、とのことです。
みなさんは小テストや定期テストで「覚えたのに本番で出てこない」「この単語みたことある、なんだったっけ」という経験があるかもしれないです。でもそこで答えを見て「あーそうだった」となるのは、なんとなく暗記した単語が頭に残ってるからです。この体験を繰り返し、暗記したものを1時間後、1日後にもう一度チェックしていってみてください。すると、復習する度に暗記した単語が引き出しやすくなっていると思います。つまり、思い出すのにかかる時間を節約できるようになってるということです。例えば、
・10分かかって覚えたものを1時間後に復習すると、今度は5分でおぼえられる
・けれども復習するのが1週間後だと、また10分近く時間かけないと覚えられない
となってしまいます。こまめに練習を繰り返すことで、時間とエネルギーを無駄に使う必要がなくなるそうです。
しかし、「1時間ごとに復習なんてやってられない」とおもうのは当たり前です。そこで私がやってる単語を覚える方法は、
①単語帳を夜寝る前に5分、朝起きたら5分みる
②単語帳はスピーディに何周もする
です。1つ目ですが、人は寝ているときに記憶を整理しているそうです。これを利用して、寝る直前に単語20個見る、そして起きたらすぐに覚えた単語20個確認するとった風にです。2つ目ですが、中には完璧主義者で1つ1つしっかり覚えてから次に進みたい人もいると思います。しかし、それはとても効率が悪いです。上にも書いた通り一度きりの暗記ではすぐに忘れます。わりきって忘れることを前提に、とにかくスピーディに周回しまくって(最低5周!)できるようにやってみましょう。
長くなってしまいました。もちろんこれは私の今もやってる実践例ですので、ぜひ皆さんも自分に合うようアレンジしてみてやり方を工夫してみてください。