「20日間チャレンジ」菌・細菌・ウイルス なにが違うの?

スクールライフ

皆さん,ごきげんよう。

今日は現在流行っているコロナウイルスに対して正しい知識を身に付けていただくために,「菌・細菌・ウイルス」のそれぞれの特徴について説明します。高校生の中には,すでに習った部分もあるので,ここでしっかり復習してください!新入生や中学生の皆さんにとっては少し難しい内容になるかもしれませんが,がんばって読んでください!

まずは菌について・・・

細胞からできた生物であり,核を持っている生物です。このような生物を「真核生物」といいます。代謝によってエネルギーを生み出すことができ,分裂によって子孫を残すことができます。

次に細菌について・・・

細胞からできた生物であり,核を持たない生物です。

このような生物を「原核生物」といいます。菌との大きな違いは,核の有無です。細菌も代謝を行いますし,分裂によって子孫を残します。

最後にウイルスについて・・・

細胞からできておらず,タンパク質でできた殻の中にDNA(もしくはRNA)を含んでいます。代謝も行わず,菌や細菌などの“生きている細胞”に寄生することで生きていくことができるので,「生物と無生物の中間的な存在」として考えられています。

担当:ヨウ化カリウム

次回:ウイルスが子孫を残す = 感染!?

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