留学生を引率されたフィリピン・ミリアムカレッジの先生の寄稿

スクールライフ

6月上旬、本校に短期留学したフィリピン・ミリアムカレッジの生徒3名を引率されたクララ先生より、滞在中の感想を寄せていただきました。日本語訳で紹介します。(写真入りの英語の原文は、下のボタンをクリックすると見ることができます)

 

東京女子学院の構内に入った瞬間に素晴らしい建物に驚きました。学習するには最適な場所だと思いました。カフェテリアでオリエンテーションでを行いましたが、実際に学校の中に入り施設のすばらしさを実感しました。東京女子学院の理事長先生をはじめ、グローバル担当の先生方の温かい歓迎に感謝しています。ホストファミリーの皆さまもとても親切で常にミリアムの生徒たちが快適に過ごせるように気を配ってくださいました。

いくつかの授業に参加しましたが、東京女子学院での授業はアクティブラーニングで生徒中心の授業を展開していると思いました。特に英語表現とコミュニュケーション英語の授業に参加してそう思いました。少人数での授業展開のため、教員は生徒の学びをきめ細やかにチェックすることができます。ミリアムの生徒たちは今回日本文化や伝統だけではなく数学、科学、家庭科や社会の授業に参加することができました。授業を行うどの教室も清潔に管理されていました。学食での食事はヘルシーでとても美味しく、また食堂に置いてある飲み物の自動販売機には成長期の生徒たちに適した飲み物が準備されており、生徒たちは自由に買うことができます。学食でランチをオーダーし、受け取り、食べ終わってお皿を片付けるという一連の流れが機能的でうまくできていると思いました。

生徒たちと一緒に様々な体験をしましたが、その中でも最も印象的だったことは折り紙、いちご大福を手作りしたこと、日本の数学の授業を受けたこと、公園でネイチャーハンティングをしたこと、茶道を体験したことなどです。(注:クララ先生は数学の先生です)東京女子の生徒はお行儀がよくとても礼儀正しい生徒だと思いました。先生の目がないところでも校則を守り、常にきちんとした行動をしているということには本当に驚きました。とても素晴らしいことだと感じました。東京女子の生徒たちはとても寛大で優しくミリアムの生徒たちに接してくれました。

ミリアムカレッジの生徒が日本の学校で学ぶことができる今回の短期留学プログラムが今後も続くことを希望します。また、このようにミリアムの生徒たちが日本語の環境にどっぷりと浸かり、日本の日常生活をしながら学校に通い、文化を肌で感じ、学ぶという今回の機会に心より感謝しています。またフィリピンの文化を東京女子の皆さんに紹介できたことも嬉しく思います。皆さんもご存知の通り、学びは教室の中だけで行うものではありません。この生活を通して私たちは本当に多くのことを学ぶことができました。今年の11月にはいよいよ東京女子の生徒のミリアムカレッジへの派遣(短期留学)が始まります。東京女子の生徒たちの受け入れを私たちは今からとても楽しみにしています。

ソフィア

 

クララ先生の原稿(英文)

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