今年度からバスケットボール部を立ち上げ(再開し)ます。過去に活発に活動していましたが、しばらく休部状態でした。 今年度からバスケットボール部を立ち上げ(再開し)ます。過去に活発に活動していましたが、しばらく休部状態でした。

私(校長)「何やっているンだ、今、休校中だろ!なぜこんなに大勢生徒が来ているのだ!」体育教師「校長先生!すみません。でも体育祭が近いもので・・しょうがなくて生 徒に来させてリレーの練習をしているのです・・」私「え~?コロナの関係で“体育祭” は中止にしたはずだよ、先生」教師「すみませんでした・・でも・・」数日前、私はこのような夢を見ました。生徒の中には男子もいたので、公立中のころのシーンが交錯したようです。体育の先生は、ずいぶん前に勤めていた学校の、教諭時代に一緒に頑張っていたバスケ部の女性顧問の先生でした。この夢で眠りから覚めてしまい・・悶々として朝を迎えました。

皆さんごきげんよう。3月最初からの“休校”が続き、さらなる延長?と予想される中です。そこで、在校の保護者や生徒の皆さんには今後の教育活動について、5月1日までにお示ししますので確認してください。皆さんの健康と生命を第一に考える一方、一日も早い学校再開をめざしながら、オンライン授業を含めた休校中の取組についてお知らせしますね。・・・冒頭の“夢”、校長の私としては“夢”でよかったのですが、生徒にとってもこの体育教師にとってもあながちあり得ない話ではないくらいに“ストレス”が 溜まっている日々を送っているのでしょう。(でも、本校の体育祭は秋です。念のため)その思いも理解しながらも、皆さん・・・「スティホーム」をよろ しくお願いします。(何回も言いますが、)「頑張ったから記録が伸びた」というように、 “結果が表れた”という実感がわかないこの“頑張り”をいつまで続けるのか?生徒の皆さん によってはもう限界の「スティホーム」ですよね。本当にそう思います。 しかし、私としても変化のない1日の繰り返しの中で、皆さんに「新学期からの学校 生活の意欲を失わないようにして欲しい」そのような思いを少しでも伝えられる“ネタ” はないかといろいろと考えています。・・・今度は(夢ではなく)ラジオを視聴した時の話をきっかけとしたエピソードです。日曜日の早朝、某ラジオ局で※相川圭子さんという方の番組での「ライバルの存在」という話にとても興味をもちました。何かの競技や競争をする際、ライバルを意識するこ とがよりよい記録や勝利につながる、という内容です。それはそうですね。しかし、相川さんは、 「相手を敵に思ったり、自分だけが勝てばよいという思いになるような教え方をするのは良くない教え方。敵ではなく、相手のおかげで自分が成長できたという思いにさせる教育が必 要だ」と優しい言葉で力強くおっしゃっていました。その言葉から私がイメージしたのは、この4月、中学部に入学した生徒たちのことです。本校のテニス部は強化クラブとしてより充実した活動を促したいクラブです。昨年度、地元のテニスクラブに通っていた“児童” が学校見学に来てくれました。その際、本校のグラウンドにあるテニスコート(2面)をとても気に入って受験してくれたのです。学校説明会の2回目以降では自分のラケットをもってきて練習にも参加、小学生同士で激しいストロークを展開していました。私は遠く 校舎の2階からそのシーンを眺めながら「まるで高校生が真剣勝負しているみたい」と感じたくらいでした。この生徒たちが、早く本校の生徒、中学生としてバリバリ活躍してほ しい。お互いが“よきライバル”として意欲的な学校生活を送ってほしい、改めてそのよ うな思いをもちました。昨年度のように、コートで打ち合っている姿を早く見たい、切に 願っています。 強化クラブといえば、高校バレー部も昨年度まで一生懸命頑張ってきました。昨年11月の新人戦で、 (けが人等がでたことで)試合のできる最少人数で予選を戦い、本戦一歩手 前まで進みました。この4月、関東大会・インターハイをめざせる選手たちが入学してくれました。身長が低くても、 “拾いまくる”バレーをして、観戦している方々さえも味方に引 き入れられるような本校らしく健気に頑張りきれる生徒たちです。一日も早く、広い体育館で“先輩” たちと元気な声を出して動き回ってほしい。対戦相手をライバルとする前にお互いがライバルとして切磋琢磨してほしい・・・。心からそう願います。ちなみに・・本校では、上 記クラブの他にスポーツ系には、ダンス部(強化クラブ=ジャズ部門全国大会連続出場)や水泳部(強化クラブ=オールシーズン使用可のプール)、弓 道部・バドミントン部なども頑張っています。長く休部状態でしたが、本年度から“待望”のバスケットボール部が再開することになりました。文化部も合唱部や管弦楽部を始め元気に活動しています。これらの部活動は、また別の機会に様々な特徴を紹介します。そして学校を再開しましたらオープンスクールや学校説明会で、受験生の皆さんに積極的にアピールしていきたいと思います。

※相川圭子:インドの協会からヨガと瞑想の最高指導者の称号を授与された方。インド政 府公認、瞑想の最高のステージに達した世界で2人のみのヒマラヤ大聖者 ヨグマタ(ヨガ の母)

2020年1月21日(火)M新聞 朝刊 しわがありますが、見出しは読めますね 2020年1月21日(火)M新聞 朝刊 しわがありますが、見出しは読めますね

皆さんごきげんよう。本日4月22日、午前中は抜けるような青空で、グラウンドの「花水木」がとても映えていました。先週このブログでは「エッセンシャルワーカー」を取り上げました。読んでくださいましたか?(長々しい文章で飽きてしまいますね)相変わらず緊急事態宣言下での休校の継続となっていますが、本日、ブログを更新したいと思います。
 実は、今年度は土曜日に私(校長)が高校3年生の選択講座を設ける予定でした。テーマは「SDG’Sと新聞活用」です。もちろん休校になっていなければ、もう2時間ほど授業をしていることになるのですが・・・。その授業の内容はさておき、表題の通り「新聞」を使った授業をするわけで、そのために昨年度3学期1月ころから学校でとっている「新聞」をためていました。校長室にあるその“たば”をたまたま見ると、何と右の写真にあるような記事でした。見出しは「新型肺炎 ヒトからヒト 確認 中国死者3人 感染200人超」・・・日付を見ると、令和2年1月21日(火)となっていました。・・・
 ちょうど3か月前、3か月後のこの状況(全世界で感染者250万人超 死者17万人)をさすがにこの記事では想像などできません。この後、“屋形船”や“クルーズ船”などが話題になって「え~、日本も大丈夫?」などと思っていたこと、そして芸能界の方や有名な方が感染したりいのちを落としたり・・とずいぶん昔のように思いますが、たった3か月間に日本さえも、東京さえも・・・大変な事態になってしまったのですね。この記事を見て、“感染症”というのは本当に怖い、と改めて思いました。恐ろしいですね。そう、これだけ世界がネットワークでつながっているマイナスの証ですね。
 さて、我々教員も、時差出勤したり在宅勤務ということで外出自粛をしているわけですが、交代で出勤しながら、皆さんの家庭での学習ぶりや生活ぶりを電話等で確認をしています。生徒の皆さんは、本当につらいですね。(“ガンバル”ということは、ついつい長い距離を走ったり、ねじり鉢巻きで苦手なものを克服するといったときに使いますが、)家でじっとしていることを“ガンバル”ということは、本当にイメージできないほどむずかしい。でも、少なくとも午前中に各教科の課題をこなし昼食を自分で用意するくらいの“ルーティン(習慣)は中高生であれば身に付けておいてよいと思います。くれぐれも、やりたい放題でゲームに没頭したり、友達との無制限のLINEのやりとりで一日が終わってしまわないようにお願いしますね。特に、高校3年生は、次のステージ(大学等)に向かって、たぶん「自学自習」に余念がないと思います。早く学校を再開して・・・と思いますが、こればかりは私学とはいえ独自に判断して・・というわけにはいきません。休校中の皆さんの頑張りぶりをパソコン上で確認するように、今準備しています。
 もう一つ・・・。外出の自粛の要請とはいえ、立場上の万やむを得ない外出として私はほとんど毎日学校に来ています。電車に乗る際も“つり革”は一切触りませんし、手すり等も使いません。エスカレーターに乗る際もベルトは触りません。(そもそもエスカレーターは載らない)触らないように意識しないと自然と触ってしまいます。何回、どこを触ったか、と帰宅した時憶えているくらいにしないといけません。もちろん、マスクは家に着くまで外さない。そして手洗い・うがい・・、ソーシャルディスタンシング、朝夕の体温測定(私の場合、加えて血圧測定)。一応できることは徹底してやっているつもりですが、まだまだ注意深くしないといけないと思っています。皆さん、ぜひ参考に・・。
 余談・・毎朝そして夕方、街にランナーが多くなりましたね。できれば全員がマスクをして走ってほしい。それにしても・・吉祥寺界隈の“外出者”の多いこと、先日の日曜日は本当にすごかった。(私はもちろん人混みにはいなかったです)

正門わきのチューリップはそろそろ終わり、校庭のハナミズキの白や薄赤色がとてもかわいいですよ。エントランス前のツツジは満開です。エントランス前のガーデニング(?)のバラも可愛い。 正門わきのチューリップはそろそろ終わり、校庭のハナミズキの白や薄赤色がとてもかわいいですよ。エントランス前のツツジは満開です。エントランス前のガーデニング(?)のバラも可愛い。

 皆さん、ごきげんよう。校長野口です。登校し休校中の課題を受け取ってもらった先週7日(水)から1週間がたちました。いや~長いですね、1週間が・・。正門わきのチューリップはそろそろ終わり、校庭のハナミズキの白や薄赤色がとてもかわいいですよ。エントランス前のツツジは満開です。
 生徒の皆さんは、ただでさえアクティブな年ごろなのですから、「Stay home」は本当につらい毎日でしょう。おまけに「Class(クラッシー)」が開かない状態が続いています。昨日までかなりの件数で「先生、(クラッシーが)開きません。」の電話がありました。・・・君のパソコンだけではありません・・。不具合で開かないのは・・。(本日、何とか解消か・・?)

 さて、在校生の皆さん、新入生の皆さん、始業式や入学式が中止・延期になり、去った先生やお迎えした先生、担任の先生等の紹介ができないままです。休校中に、より安全な機能を探しながら、新人の先生方の紹介等を動画で配信できればと思っています。また、毎日各教室で行っていた“朝礼”もパソコン画面でのやり取りをする準備を進めています。私(校長)も、何かできないかと思っているのですが・・。
 先生方の“授業”と違って、私は皆さんに話をする機会が圧倒的に少ないのですが、それでも、今まで月1回は在校生全員が一か所に集まる“朝礼”で話をしていました。本校では、バスケットコートが2面とれる体育館の他に、格調高い“芙蓉が丘講堂”があり、そこで2週間に1回、“講堂朝礼”をしていました。(新入生の皆さん、学校説明会の会場ですよ)休校にならず予定通り新年度が始まっていたら、昨日(4/15)が初めての“講堂朝礼”でした。そこで、本日はその時話ができればと思っていた内容を校長ブログ(クラッシーでも)で紹介しましょう。

4月15日(水)講堂朝礼で話す予定であった内容

 最近、カタカナ文字がたくさん使われています。しかも意味がよく分からないものが・・・。“新型コロナ”の関係では「ロックダウン」「クラスター」「オーバシュート」「ソーシャルディスタンス(ディスタンシング)」などをよく耳にしますね。昨日、ニュースを聞いていたら「エッセンシャルワーカー(Essential Worker)」という言葉が出てきました。今日はこの言葉について一緒に考えましょう。
 今、社会全体、特に緊急事態宣言が出た都市では「おうちにいよう」です。学生だけでなく、勤労者・・つまり働く人たちも、できることなら「在宅で(自宅でできる仕事を)・・」ということを勧められています。さらには、多くの職種で営業の自粛を求められています。しかし、現在医療従事者などは“休む”どころか、一日のうちの休憩さえ取れないような状況なのです。「医療崩壊も間近・・」ということも叫ばれています。そのような、社会生活を支える仕事に従事している人たちのことを、海外では、「エッセンシャルワーカー(欠くことのできない働き手)」と呼んでいるのです。もちろん、あらゆる仕事が、それぞれで社会の一端を支えているのだと思いますが、この新型コロナに対する対応としては、本当に「在宅勤務」ができない職種は大変です。今のところ、エッセンシャルワーカーが、新型コロナウイルスに次々と感染して亡くなるというケースは日本では聞こえてきません。しかし、海外では多くの「エッセンシャルワーカー」が、命を落としています。時間的なことだけでなく、精神的な面でも過酷な仕事、いま、最も過酷な状況で働いている方々がいることを私たちは認識しておかなければいけないと思います。そして、医療従事者以外の「エッセンシャルワーカー」も、新型コロナウイルスへの感染リスクを抱えながら、日々忙しく働いています。介護施設職員、生活必需品の製造者、スーパーマーケットの従業員、物流業者、公共サービスや公共交通機関の関係者、学童施設の職員など、休みたくても休めない人は多いのです。
 いうまでもないことかもしれませんが、私たちの社会は様々に支えあい、関係し合って成り立っていたのだということ、そこに“職業”に就いている人たちがそれぞれの職種の中で必要な役割として社会に貢献している好循環がさらによりよい社会をつくっていくということを改めて考えずにはいられません。そういう意味では、本来なら職業に就いている人たちすべてが「エッセンシャルワーカー」であるといえると思います。
 休校中である中学生・高校生の皆さんは、その立場として何を学んでいくのでしょうか。エッセンシャルワーカーとしての私たち大人は皆さんに何を学ばさなければいけないのでしょうか。(学校が・・・しかも通信制でない学校が)学校にいない皆さんに、自学自習のノウハウを教えていかなければならない現実はとてもつらいものです・・。でも、皆さん、皆さんが今自宅でこつこつと学習することが「エッセンシャルワーク」なのかもしれません。冒頭に、1週間は長い・・と言いましたが、緊急事態宣言解除(一応)まであと3週間ですね。