新入生の皆さんへのメッセージです。 新入生の皆さんへのメッセージです。

昨日(4月6日)の抜けるような青空に比べれば、少し雲の多かった本日午前中の空、新入生が指定された時間に、保護者の方々とともに三々五々来校してくれました。(もちろん、一人で登校の生徒も多くいました)残念ながら入学式は、時間短縮・簡略化もせずの“延期”を決断しましたが、学校への提出物を集めさせてもらうことと、休校中の課題を手渡すために来校してもらったのです。
 「○○さん、制服素敵だね」「ありがとうございます」「新制服で登校の初日がこんな形で申し訳ありません」「校長先生、まぁしょうがないですよね」「でも、入学式は中止でなく、延期ですから・・・もちろん“入学式”の立て看板、置きますから、そこで写真を・・」・・昨秋からの学校説明会で、すでに顔見知りになっていた生徒や保護者の皆さんにはこのような声かけをしていましたが、私の“残念な思い”を大きくさせてしまうくらいに、登校した新入生は“はつらつ”とした雰囲気の生徒たちばかりでした。 
 新入生の皆さん、明日から本校は休校に入ります。皆さんには“学習課題”を渡すため登校してもらいました。課題とは別に、私(校長)からの以下のようなメッセージを渡しました。生徒たちには自筆のお手紙としました。その中に、一行「英語」の文を入れておきました。新入生の皆さん!学校が始まり入学式を行う際、この英文を式辞の中に入れますので(在校生を含めた予告)・・・しっかり訳しておいてくださいね。

 中学1年生・高校1年生の皆さんへ
皆さん ごきげんよう。皆さんは、たぶん小学校や通学校で「終わった感」のない昨年度を終え、「東京女子に入学してこそ」という思いで新年度を迎えたのだと思います。「入学式」を、時間短縮したり簡略化しても行わず、“学習課題”を渡すためだけの登校初日としてしまって(やむを得ないとはいえ)皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。入学式は中止ではなく延期です。学校が再開したら、改めて、(在校生もちゃんと参列して)皆さんの入学を祝いたいと思います。そう、何はともあれ、
 皆さん ご入学 おめでとうございます!
 希望に胸を弾ませ、東京女子学院での心新たな生活を期待して本日を迎えた人も多いでしょう。明日から休校の延長となってしまいますが、その新たな気持ちをぜひ持ち続けて学校始まるまでもう少し我慢して、たくさんの(?)課題に取り組んでください。(プリントがたくさんあって読みこなすのに精一杯ですね)
 そして、“新型コロナ”はもちろんですが、“昼夜逆転して不規則な生活に陥り、別の病気になったりすることのないよう、新年度・新学期がはしまったという意識をもって生活してくださいね。とにかく・・学校が始まるまで元気で!good luck! ごきげんよう。保護者の皆様によろしく!
 追伸:“課題”のこなす際、いろいろと分からないことがあるかもしれません。また、この長い休校期間、学校(先生)に相談しておきたいことがあったら、ぜひ遠慮なく    連絡してください。場合によっては皆さんに(保護者の方と一緒に)来校してもらって対応する場合もあります。

東京女子学院 中学校・高等学校 校長 野 口 潔 人

(  ここに英文の一行を入れました   )

(何回も言っているかもしれませんが)学校は子どもがいて“なんぼ”ですよ!切にそう思います。
 合格発表の時は、小学生は皆さん私服でした。中学生はそれぞれの中学校の制服でした。今日、改めて皆さんを見て、東京女子の制服・・・なかなかsutekiだな・・そう思いました。全生徒の“制服姿”が揃うのが、一か月以上に伸びないことを心から願っています。

例年11月に植えたチューリップが見事に咲きそろい、進級した生徒たち、そして入学した生徒たちを迎えます。そして桜の花びらが舞い散る中、生徒たちは正門をくぐるのです。 例年11月に植えたチューリップが見事に咲きそろい、進級した生徒たち、そして入学した生徒たちを迎えます。そして桜の花びらが舞い散る中、生徒たちは正門をくぐるのです。

本学院のホームページ(㏋)にアクセスしてくださった皆様、こんにちは!そしてごきげんよう!まずは皆様のアクセスに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
 改めまして、東京女子学院中学校・高等学校の校長 野口潔人 と言います。どうぞ、よろしくお願いいたします。昨年度より“校長ブログ”を開設しました。そこでは、「東京女子学院のこと、知ってほしい。」という思いで、本校により興味をもっていただけるような“話題”を精一杯分かりやすく載せさせていただきます。また、校長として、在校生に伝えている内容を通して、校長の私が何をどのように考えているかも載せさせていただければと思っています。(ちょっと・・長いのですがね・・・)特に、昨年度は行事の時の式辞や挨拶などで、その都度原稿を載せていました。

 公立の中学校から、平成30年度に本校に赴任しました。今年度で3年目になります。同じ“学校”であっても公立と私立の様々な違いを痛切に感じた2年間、あえて私学を選択する背景には、生徒の皆さん、そして保護者の方々のさまざまな想いがあるということを改めて学んでいます。より恵まれた環境で学ばせたい、留学などによってグローバルな視野を身に付けたい、安心できる環境で過ごしたい・・・○○大学をめざしたい・・・。本校は、こうした保護者や想いを大切にしながら、学校全体で一人ひとりをサポートし、大学等次のステージに希望をもって羽ばたいていける「人」を育てたいと考えています。そして、女子校として「気品ある凛とした女性」の育成に努めていきます。無理に背伸びをすることなく、自分なりのペースで自己を見つめ、自分らしく「自己肯定感」をもって成長し、自信につなげていく学校生活。伝統を活かした情操教育、きめ細やかな指導によって、主体性をもって生き抜いていける力を生徒一人ひとりが身に付けられるよう、私たちも生徒たちと共に歩んでまいります。

 さて、本日令和2年度の“始業式の予定でした。しかし、残念ながら“新型コロナウイルス”感染拡大防止・感染予防のため、中止をせざるを得ず、生徒たちにはこの後の休校中の“学習課題”を渡すため登校してもらいました。「久しぶり~!元気だったぁ~?」(当然の叫びと言えますが・・)の声もできるだけ避けるため、新クラスごとの来校、課題を受け取ったら下校という形となりました。課題とは別に、私(校長)からの以下のようなメッセージを渡しました。生徒たちには自筆のお手紙としました。その中に、一行「英語」の文を入れておきました。生徒の皆さん!学校再開となり、入学式を行う際、この英文を式辞の中に入れますので・・・しっかり訳しておいてください。

 中学2年生・中学3年生 高校2年生・高校3年生の皆さんへ
 皆さん ごきげんよう そしてお久しぶりです。
 「終わった感」のない昨年度に続き、「始まった感」のない新年度を迎えてしまいました。講堂に集まっての始業式を行わず、ただ、“課題”を渡すためだけの登校としてしまって(やむを得ないとはいえ、)皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。学校が再開したら、別の形で(例えば“講堂朝礼”)改めて、新年度を迎えたそして進級した、ということを確認したいと思います。そう、何はともあれ、
 皆さん 進級 おめでとうございます!
 心新たに(・・皆さんの中には昨年度までの“様々にネガティブな”気持ちをリセットして・・)本日を迎えた人も多いでしょう。明日から休校の延長となりますが、その新たな気持ちをぜひ持ち続けて学校の再開までもう少し我慢して、たくさんの(?)課題に取り組んでください。(プリントがたくさんあって読みこなすのに精一杯ですね)
そして、“新型コロナ”はもちろんですが、“昼夜逆転して不規則な生活に陥り、別の病気になったりすることのないよう、新年度・新学期が始まったという意識をもって生活してくださいね。とにかく・・学校再開まで元気で!Good luck! ごきげんよう、保護者の皆様によろしく!
 
 PS:“課題”のこなす際、アプリの登録等々分からないことがあるかもしれません。また、この長い休校期間、学校(先生)に相談しておきたいことがあったら、ぜひ遠慮なく連絡してください。場合によっては皆さんに(保護者の方の承認のうえ)来校してもらって対応する場合もあります

東京女子学院 中学校・高等学校 校長 野口潔人

 新年度早々に、昨年度大変お世話になったある方から、メールをいただきました。その方へこんな文言で返信をしました。「本当に、生徒のいない学校ほど空しいものはないですよ・・・。たとえば・・どんなに荒れた学校(昭和の終わりから平成一桁のころ)でも、やっぱり、学校は子供がいてこそ学校(あたりまえ)だな、と教員生活39年目の私がつくづく思うのです。何とか、生徒たちと一緒に乗り越えたいですね」本日のブログの最後の言葉とします。

石神井川のほとりの桜(こちらはかなり有名です)が満開近くになりました。 石神井川のほとりの桜(こちらはかなり有名です)が満開近くになりました。

 皆様 ごきげんよう。校長ブログを開いてくださった皆様、ありがとういございます。3月12日以来になりますね。
 やむを得ない臨時休校とはいえ、「学校教育」に長年がかかわってきたものとして「生徒のいない学校」の状況というものは、表現しようのないもどかしく残念な“思い”をもたざるを得ません。併せて、年度末の“終わった感”が生徒にはもちろん、教員にももてないことは、新学期を迎えるにあたって、“モチベーション”を(アップどころか)維持することさえ本当につらくなってきています。・・
 そのような中で・・本校では、先週の21日(土)に令和元年度「修了式」と「中学校課程修了式」を行いました。修了式では、3月2日からの臨時休校についての説明とともに、先日の”専門家会議”で示された、学校がクラスターにならないための大切なことをきちんと説明するとともに、臨時休校のさなかであるが、「日常の、“ありふれた”学校生活を送れることがどんなに幸せなのか」ということを話しました。中学校課程修了式の式辞も合わせて掲載させていただきます。

令和元年度修了式

 皆さん、ごきげんよう、令和元年度の修了式となりました。この3週間の臨時休校の中で、生活リズムが崩れ、体調を崩していませんか?昼夜逆転してしまって、体の抵抗力がなくなり、「新型コロナ」とは別の病気にかかり・・・私はとてもそれが心配です。
 ところで、3月8日、高校3年生は“無事”に卒業式を終え、この東京女子学院から巣立っていきました。参列できなかった皆さんにまず報告をしておきます。特に、生徒会長の○○さんは“送辞”を担当し、素敵なおくる言葉を考えてきてくれました。代表で参列・・・と思いましたが、できるだけの“時間短縮”ということで、“送辞”は印刷して学事報告の中に入れさせてもらいました。○○さん、心のこもった送辞、ありがとう。そして、お疲れ様でした。
 さて今日の本題。やはり、卒業式についてです。今日、話題にしたい卒業式は、9年前の宮城県の卒業式です。K市立H中学校の卒業式の中で卒業生の代表 □□君が「答辞(別れのことば)」を述べました。3月11日の大震災がなければ、その翌日に行われていた卒業式ですが、体育館が避難所となり、数名の卒業生が命を失う中で、10日後に、避難者の方が大勢いる中で行われました。当時、テレビで放送され全国の視聴者が涙しました。この式での映像を入手したかったのですが、どうしても手に入れることができませんでした。そこで、勇気を振り絞って、この中学校に直接電話をして、映像を保管しているか聞きました。保管していれば、お借りしようと思ったのです。しかし、残念ながら式の映像を保管はしていませんでした。しかし、代わりに、「防災教育」に使用されている映像を送っていただきました。そして、答辞(別れのことば)の全文は修了式で話をすることをご承諾いただきました。すごい津波のシーンが出てくる映像ですが、見てください。そして、涙をこらえて□□君が必死で別れのことばを述べています。よく聞いてください。
(映像を流す)
今日、私がこの答辞(別れのことば)を修了式で紹介したいと思ったのは、「しかし、苦境にあっても天を恨まず運命に耐え、助け合って生きていくことがこれからの私たちの使命です。“あたりまえ”に思える日々や友達が如何に貴重なものかを考え、いとおしんで過ごしてください。」という部分です。皆さん、今のことを改めて自分の学校に置き換えられるか・・・ということです。H中学校の教頭先生のメールにはこう書かれていました。
 全国各地から様々なお話を頂戴し,交流がもてますことに感謝申し上げます。今回,野口校長先生からお話を頂戴できましたこと,大変嬉しく思っています。H中学校は,震災時,K市内で一番被害の大きかった地域です。ご家庭の状況も,まだまだ復興という言葉は使える状況にありません。しかし,□□君の答辞にもありますが,生徒達はあの言葉に負けないくらい頑張って学校生活を送っています。これは,子ども達やこの地域の力だけではなく、全国各地からの応援やメッセージ,本校の防災学習を学びたいと足をお運びいただける学校や各種団体から力をいただくなど皆様の応援が子ども達の生きる力につながっていると感じています。□□君の言葉,ぜひお使いいただき,野口校長先生からのメッセージとして生徒さん達にお伝えいただければと思います。
 K市立H中学校 教頭 △△
さて、“令和”に変わった今年度もこの3月31日で終わります。1年生としての1年間、2年生としての1年間、皆さんはそれぞれ「自分らしく」成長しましたか。自分自身では、自分が成長したという実感はありますか?実は、こうして卒業式や修了式を迎えられることも、幸せだし、学校に来て、学習して、友達と語らって、お昼を食べて、部活をして・・・といった、「学校でのあたりまえ」が本当に幸せなことなんだと思うのです。そして、その中で、自分自身が成長したと実感があればさらなる「向上心」が湧いてくるのだと思います。皆さんの一人ひとりが、自分自身のために、よりよい学校生活を目指しお互いで切磋琢磨できる学級や学校になれば、例えば「いじめ」や「差別」等といったことは起こりようがないと思うのです。春休みです。皆さん、甚大な被害が出てもなおもって「天を恨まず、助け合って生きていく」と言った□□君のように、「前向きな」気持ちで4月1日を迎えてください。以上で修了式の話とします。

中学課程修了式   式  辞

 本格的な春の日差しが降り注ぐようになりました。おだやかな春のこのよき日、令和元年度 東京女子学院中学校の中学校課程修了式を行えることは本当にうれしいことです。本校が、中高一貫校とはいえ中学の課程を修了したということは、義務教育の修了でもあります。本校を去る皆さんにとってももちろんですが、保護者の方々にとって、ひとつの区切りとなるわけです。保護者の皆様、お子様の中学の課程の修了、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。この3月、臨時休校とはいえ、一日も学校に来ることなく、この日を迎え、皆さんは、たぶん小学校の時とは違う“終わった”感のない感覚で義務教育を終えることになります。私は、長く校長をしてきてこの休校はやむを得ませんが、何とか晴れやかな気持ちに少しでもなれるような話をしたいと思います。そして、中学の生活から、高校の生活になります。その中で私の式辞が、高校に上がる皆さんにも今日で本校を去る皆さんとっても「自分らしく」自信をもって生活できるようになればと思います。中学3年を終える皆さん、私はこの東京女子学院にきてようやく2年が終わろうとしています。年数では皆さんが先輩です。昨年度、高校3年生と「面接練習」をしたとき、とても驚きました。“礼”の仕方が、私が今まで経験してきた若い人たちの“礼”の仕方とよい意味で違っていた生徒がいたからです。「この生徒の雰囲気は(よい意味で)違うな」と思い、先生方に聞いてみると、中学受験をしてきた“一貫生”でした。皆さんは12歳から「礼法」や「華道」を学び、心を鍛えた、感性をより豊かにした。思いやりや感謝の気持ち、素直に感動する心を育てた。高校から入ってきた生徒と一貫生での違い・・・それはたぶん3年間培われてきたこのような部分で違うのではないか、私はそのように思いました。
 そう、皆さんは、3年間で身体の成長とともに心が成長した。「古きよき女子教育」や「至誠努力 終始一貫」ということがよく分からなかったかもしれないが、だんだんと理解し成長した。そう思います。皆さんは、いよいよ16歳、高校生です。そして、皆さんは、高校から本校に入る生徒と一緒に生活することになります。不安ですか?それともワクワクしますか?不安でもワクワクでもよい。高校から進学してくる生徒と仲間になる秘訣は、「相手の話を目で聞き、相手が大切だと思っていることを心で見る」ことです。そして、皆さんが、より良い学校づくりの先頭を担ってほしい、そのように思うのです。ぜひ、中学で学んだことを次のステージでよく生かしてほしい、そのように思います。
 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。義務教育を終えられる安ど感、そしてついこの間まで手取り足取りしてきたお子様の、今の成長ぶりに、少しの感慨と一抹の寂しさもお持ちなのではないでしょうか。しかし、「保護者」としてのひとつの区切りとはいえ、真に自立した女性になるにはまだまだ「保護者」の方の支えが必要であると思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。そして、3年間、本校の取組に対して物心両面のご支援とご協力をいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、中学3年を終える皆さん、皆さんは、東京女子学院での生活に自信と誇りをもって、高校生になってください。中学3年を終える皆さん、特に・・・・本校から旅立つ皆さん、最後の最後に・・
ちょっとやそっとじゃへこたれない、落ち込まない、たくましく生きる高校生になりましょう。
そして、お互いがんばりましょう。中学3年を終える皆さん。君のこれからのさらなる成長に期待しています。

令和2年3月21日 
東京女子学院中学校高等学校長
 野 口 潔 人