今回の「ブログ」の内容とは関係ありません。先日、卒業を1か月後に控えた高校3年生に、「”人生100年時代”に”自分らしく”職業生活を送るために」というテーマで自ら話をしました。写真は、ちょうど「センテナリアンということばを知っている人?」と生徒に訊いているところです。読者の皆さんは、センテナリアンって知っていますか?…高校3年生には、卒業前、もう一回授業をします。SDGsのことを、楽しくわかりやすく知るための「カードゲーム」をします。(ファシリテーターとして公認されないと、このカードゲームは扱えないのです。昨秋、私はこのファシリテーターになりました) 今回の「ブログ」の内容とは関係ありません。先日、卒業を1か月後に控えた高校3年生に、「”人生100年時代”に”自分らしく”職業生活を送るために」というテーマで自ら話をしました。写真は、ちょうど「センテナリアンということばを知っている人?」と生徒に訊いているところです。読者の皆さんは、センテナリアンって知っていますか?…高校3年生には、卒業前、もう一回授業をします。SDGsのことを、楽しくわかりやすく知るための「カードゲーム」をします。(ファシリテーターとして公認されないと、このカードゲームは扱えないのです。昨秋、私はこのファシリテーターになりました)

エントランスにひな人形(七段飾りですよ)が飾られました。もうそのような時期ですね。先週、中学入試が落ち着き、いよいよ2月10日・11日の一般入試となりました。とても良い天気(雨模様ではないという意味)が続く一方、気温が毎日上下して、寒かったり暖かかったり…受験生にとっては、新形コロナへの注意だけでなく、通常の体調管理が大変だったでしょう。しかし、もっと大変だったのは…たぶん、ご家族の方。君!この日までこぎつけられた“君”の努力に誇りをもち、ご家族の…まさに”君”への献身的な姿勢に感謝をもってくださいね。その気持ちがあれば、思い切ってこの受験という試練を乗り切ることができる。私は、そう思います。皆さんは、昨年の休校期間中や修学旅行等に行けなくなっってしまったこと、はたまた2年間頑張ってきた部活動も「延期⇒中止」になってしまったことなど、中学3年生として経験したかったことがことごとく”なし”になって、今までの受験生とは別の様々な“我慢”を強いられてきた。しかし、その我慢は何よりも代えがたい、これからの高校での充実した学習活動のための精神的なベース(つまり、コロナが終息したら、より以上に高校生活を充実して頑張ろうとすること)となると思います。また、そうならなければ、皆さんがコロナに勝ったことにはならないと私は思うのです。
 ところで、本校の受験生はほとんどが都立の併願生です。しかし、私立の併願生もかなり。その生徒も11日に受験が可能です。受験校の選定は「自分が一番行きたい学校」だけではないご家族の思いなどの様々な要因があるものの、とにかく、優勝をかけたお相撲さんのように、“一番一番が勝負“という気持ちを大切にしてほしいと思います。私は、何十年前の”担任“であったころ「最後の1分まで筆記用具を置くな」と言ってきましたが、まあ、皆さんはたぶん余裕で終了5分前までには、答案用紙を見直していることでしょう。
 さあ、皆さん、(受験に限らず)「人は、目標をもったらだれでも、その達成のために、いつか、どこか…何らかの「努力」をしなければならないのダ!」(学校説明会で使ったスライドの一部)受験というものを自分の成長のプラスととらえ、培った力を発揮してください。

面接者控室での生花。受験生が緊張から解放されるようにと思い、飾りました。 面接者控室での生花。受験生が緊張から解放されるようにと思い、飾りました。

 昨日1月31日、日曜日だというのに残した野暮(やぼ)用をこなしにちょっと職場へ。早朝の60分の自転車運転はさすがに久しぶりでした。そう、井の頭公園手前の遊歩道脇、土の部分に“霜”が立っている。(霜降り?)「いや~、霜なんてしばらく見なかった。」寒い、寒い…。一番寒い時期ですね。思わず携帯スマホで霜を撮影してしまいました。もし、この遊歩道に小学生児童たちがいたら、わざわざそこに入って「ザッㇰ、ザッㇰ」と音を鳴らして、靴を濡らしていることでしょう。
 皆さんごきげんよう。本日も寒い…2月1日。「中学入試」スタートです。試験会場の念押しの整備のため(いつもの私より早く)若手教員たちが早朝より出勤しておりました。
 ちなみに、本校の入試形態は、従来型の2科(国語・算数)英語特別に加え、昨年度から1科(国・算のどちらか)、2科でも国・算に加え、理科や社会の組み合わせでも可としましたが、今年度、本校はさらに増やしました。それは、「適性検査型」さらには「芸術スポーツ特技」「課題解決型」といった入試を取り入れたのです。
 「適性検査型」は、近隣都立附属中学校のコンセプトを踏まえた出題で、そちらをめざす受験生がお試し受験できるように、とも考えました。結局、よりオリジナルな問題、思考力・判断力・表現力を問う本校独自の問題となりました。そして、課題解決型は「“SDGs”の目標」や「現代の様々な課題」をどのように自分なりに考えているかを問う問題としましたが、事前に試験問題を出題し、自分で・家族で調べる⇒プレゼンするために準備・まとめる⇒プレゼンする、といった流れは、入学試験というよりもむしろ入学してからの授業で行われるべきものでしょう。しかし、プレゼンテーションを準備することはまさしく自分を表現することの第1歩になります。「机上で設問を書いて答える」よりもよほど学習になると思い、入試の形態に加えました。そして、同じく「ビブリオバトル(本の紹介・書評)」も入試の種類として取り入れました。
「芸術・スポーツ・特技」では、小学校時に取り組んできたお稽古事や地域のスポーツクラブでの活動をアピール、自身の特技としているものをアピールする入試です。
 さて、話題を変えて…前回のブログで一冊の本を紹介して「受験の効力」についてお話をしましたが、今回も一冊、最近読んだ本として紹介します。この本も“親愛なる飲み友達”からの「私学の校長なら読め!」といわれて、あっという間に読めたものです。(誤解の無いよう、この方とも含め、私は昨年2月26日以来「会食」は夜も昼も一切行っておりません。)『学校の大問題 これからの「教育リスク」を考える 石川一郎 著 SB新書』という本。著者は某私学のカリキュラムマネジャー、2020年11月に第1版ですので、まさしく「コロナ禍」の中で書かれた本ということになり、私たち学校現場の者がどのように、休校やその後の学校再開を乗り越え現在に至るかを、よく知ったうえでの様々な提言をなさっています。本の細かい内容はここでは避けますが、裏表紙の“カバー”や“帯”の部分を見ると以下のように書かれています。
『子どもが伸びる教育を実践する学校とは!?』
『自粛はできても自律できない 「日本の教育」ここが問題』
『自律を育む教育がなされないことが教育リスクの本質である』・・・
 このフレーズを見ても、まさしく学校現場として、入学から(いや入試から)卒業まで継続的にそして具体的・計画的に考えていかなければならないことばかりです。さらに、著者は、AIと共存する時代に、人間が学習の中で獲得したい力を五つ挙げています。以下がその力です。もちろん休校中では、オンラインでパソコン画面を見ながら教科内容をしっかりこなしていくことも大切ですし、“通信教育”であれば、課題をこなすことが単位を取得していくこととなり、学校教育になじめない人にとってはとても大切な教育機関です。しかし、私は石川先生が挙げたこの5つの力を育むために、学校“での”教育は、やはり大きな存在価値を見出すことができると思っています。

① 想像する力
② 根拠を言語化する力
③ クリティカルシンキング
④ 意思決定能力
⑤ 共有する力

 ところで、私は2学期の学校説明会の中でこれから受験する保護者の皆様にこのようなことを申し上げてきました。
『中学受験のご参加の皆さん、私は、長く公立の中学で校長をしてきましたが、2年前に、この私学にお世話になり、これからの先の見えない時代・「正解のない」時代を生きていく今の子どもたちに、何を身に付けさせることが大人の使命(ミッション)なのかということを公立の時以上考えて参りました。先の見えない時代、まさに、この“新型コロナ”の影響は明日さえ見えない大変な状況です。私は、そのような時代をのりきるコンセプトは「自分らしさを追い求め、主体的で自立的な学習者」となること、と考えています。つまり「“私らしい私”であり“君らしい君”」をこの思春期で作り上げていく、ということです。』

 本日、中学受験がスタートしました。私学であることは“受験”“入試”は当然なくてはならたいものです。本校で学び「私らしい私」育っていってほしい。そのような教育活動を提供しなければならない。2月1日に心を新たにするのでした。受験生の6年生の皆さん、改めて、お・つ・か・れ・さ・ま・で・し・た。

 

数日前からの寒さに比べては、寒さは和らいだ朝でした。本日受験の受験生、体調も万全(エントランスでの検温等もちろんクリア)で受験できました。正門入ってすぐの河津サクラ…よく見ると、だんだんとつぼみが膨らんできています。 数日前からの寒さに比べては、寒さは和らいだ朝でした。本日受験の受験生、体調も万全(エントランスでの検温等もちろんクリア)で受験できました。正門入ってすぐの河津サクラ…よく見ると、だんだんとつぼみが膨らんできています。

皆さん、ごきげんよう。

本日、高校推薦入試、本校“単願”の受験生の面接試問の入試です。(一部、他県の併願推薦の受験生もいます)

いきなりですが、本日、通勤電車の中で、急にこのようなことを思い浮かべました。「“単願”“併願”ということばがいつ頃から出てくるようになったのだろう?」現在、受験用語としては定着してしまっていますが・・一般的な言葉ではありませんね。かつて、私が新卒3年目、初めての中3担任をしていた(昭和59年)ころでも「すべり止めの学校として○○高校(中学校)を…」と三者面談で話をしていました。先輩教員からは、「“すべる”なんて言葉は使ってはダメ」と言われていたような…私は「では“トメ”にしよう…」と勝手に解釈したものです。もうこの言葉も全く使わなくなりましたね。すべり止めは、まさしくこの“併願”なのです。でも“単”でも“併”でも、そしてすべり止めでも、私は受験の方法(選抜の仕方)が変わっただけ、どんな形態であれ「挑戦」の要素が入らなければ決して受験とはいえない、と思っています。

学校側からの観点。もちろん、学力レベルをはじめ様々な学校の違いはあるものの、学校を選択しなければ、(少子化の時代)全入の時代です。しかし、私学はいうまでもなく、公立の学校もそれぞれの特徴を色濃く出していかなければ受験さえしてくれません。入学選抜をする側からいえば、その学校で充実した生活をしたい、とより強く思っている生徒に入ってほしい、そう思っての“単願”なのですね。

昨秋、何回も学校説明会がありました。その中で、受験生の皆さんには校長あいさつの代わりに様々な話をしました。そのうちの一つ、このスライドです。

「推薦」で合格しようと安易に思わないこと。

しかし「学力」⇒「机上の学習」だけではない

「コミュニケーション力」も立派な学力ダ~!

と高校生たちを見ていてつくづく思います。

これは、練馬区内のある中学校で11月に中3の生徒に話をする機会があったときに、パワーポイントで示した1枚です。それを、学校説明会でも活用しました。高校受験はもちろん、大学入学選抜においてもどんどん「推薦」の制度が進む中、そして「主体的・対話的で深い学び」が進む中、○か×かの正解を求めるの(だけ)でなく、 例えば、

①自分のことばで、自分の言いたいこと(言うべきこと)を正しくそして相手に伝わるように発言すること。

②他人の意見をしっかり聞き、まず受容し、同意したり根拠をもって反対の意見を言ったりすること。

③そして、今の目の前の“課題”をどのように解決していくのか、考えたり相談したりすること。

④さらには、簡単に解決できないことや対立場面では、どこでどう“折り合い”をつけていくのか。

⑤さらにさらに…これからの社会の中で様々な困難なことにであったとき、その困難の原因は何かを調べたり、本来どうあるべきかとか、よりよいものにどのように作り上げていくのかと考えていくこと

(等々、私の今思いついたコミュニケーション能力や対応力・判断力ですが)たぶん、これから生きていく社会の中で、上記ようなことが必ず求められていくはずです。そう考えると、○×の問いや学力ではなく、常に学び続けていくための「学習する態度や姿勢」の根本、いわば「学習基礎力」を培い「向上心」をもたせることが大きな課題だと思います。それらの能力を培っていく第一歩の「入試」は実に価値のあるものである、そのように思うのです。

 さて、関連した“別”の話題をお示しします。

最近、公立中学校長時代の“親愛なる飲み友達?”(誤解の無いよう会食や飲み会はコロナの前ですので…、この方は現在、某区の教育委員をしている人です。)から一冊の本を紹介されました。「教育現場は困ってる(榎本博明 著 平凡社新書)」という本です。『教育界の現状や教育改革の矛盾を指摘し、学校教育のあり方に警鐘を鳴らす』と紹介がありますが、この本で学べるところはもっと多くあります。(もちろん、全部をお示しすることはしませんが)その一つに…。タイトルと気になることばを…。

第5章 学校の勉強は役に立つ

受験勉強は意味がない?

(前半部 略)でも果たして本当に受験勉強で学んだことは、受験が終わってしまえば無用の知識ばかりなのだろうか。今、多くの大学で問題になっているのは、中学校や高校で学んだはずの数学や理科、英語の知識が身についていない学生が多くて、中学校や高校の復習のための授業をしなければならない現実である。

(中部 略)

こうしてみると、むなしさの象徴のように言われてきた受験勉強にも、基礎学力の定着を保証するという意味があったのである。

(後半部 略 )

 さらに、著者は「受験勉強には、非認知能力を高めるという効果もある」と書いています。非認知能力というのは、自分をやる気にさせる力や自分を信じる力、自分の感情をコントロールする力など、知的能力とは異なる能力を指します。

 “受験”というものを、ネガティブに捉えるのではなく、受験によって、「基礎学力の定着」であったり、「自分自身の何たるか」が知れ、「コミュニケーション能力を培う」第一歩となるのだということがポジティブ思考になることでよりわかると思います。

 (先ほどの)練馬区某中学校での講話を終えて、感想を生徒の皆さんにもらいました。ある生徒の記載がこのようなものでした。

“自分自身のよさをアピール”は普段なかなかしないことなので、面接では、自分自身を知ってもらいつつ、逆に自分のことを知ろうとできるので、大切だと感じました。

私は、この文を読んで、改めて「まさしく“受験”の効果⇒君の成長」と思いました。私たちは、(受験する学校や受験の方法こそ違いますが、)受験や受験勉強によって、若者は人間として、若者として大きく成長するのだという確信をもっていたいと思います。

受験生の皆さん、まずはお疲れ様でした。”アクリル板”越しの面接官へ、しっかり自分をアピールできましたね?