アメリカの地、無事に・・ホームスティ先のご家族と・・

 皆様ごきげんよう 昨日(2月17日)高校2年生が修学旅行に旅立ちました。行先はアメリカ(サンディエゴ・ロサンゼルス)です。先ほど(日本時間8時43分)、「入国審査が2時間半かかったが全員無事アメリカの地につき、ホームスティ先のご家族と会った」旨連絡が届きました。まずは、一安心。
 出発数日前、昨今の「新型コロナウイルス」関係の報道により、私も心配していました。ただでさえ、この時期・・つまりインフルエンザの流行時期に実施するのは「いかがなものか?」というご批判もありましたが、今回の{新型」もインフル同様、徹底して「うがい手洗い・マスク着用」を励行する以外に私たちのできることは無い、と判断し実施をしています。以下、生徒の“しおり”のあいさつ文を掲載しておきます。来週の月曜帰国となりますが、無事と成功(より確かな一人ひとりの成長)を祈ります。

「 初 アメリカ 」を訪れて・・

 公立中学校から入学した皆さん(この私も含めて)にとっては、修学旅行と聞けば“関西”・“京都・奈良”でしたが・・・高校の、あまりのスケールの違いに驚いた私の1年目(昨年度)前半。留学から帰国した生徒も含め、「全員で行きたい」・・その願望を模索しながら、“グローバル”を実現しよう、そして「東京女子学院らしい」・・・他の学校にはないものにしようと検討してきたこの修学旅行です。さて今回の旅行の目的をしおりから確認しましょう。

 
  ①ホームスティを通しての異文化理解 
  ②公共マナーや他者理解のうえでの行動 
  ③「グローバル化」「国際化」の身をもっての体験
  ④感謝の気持ち 
             
 ①何よりも、「生のアメリカに、生の英語に触れたい」そのような思いをまずもちたいですね。「ホームスティ先のことも実に楽しみ・・・どんなご家庭なのだろう」そのような思いが、この旅行が成功する秘訣です。②公共のマナーといってもアメリカのこと、・・例えば「自動車は右側通行」です。特に、「安全面」には注意を!「郷に入れば郷に従え」の考えも大切です。③「グローバル化」「国際化」・・・皆さんは「日本のこと」をどこまで正確に紹介できますか?たぶん、「華道」や「礼法」で学んできたことが生かせる絶好のチャンスと捉えましょう。アメリカの方々にとって、「日本を知ること」は、グローバル化の発想のひとつなのですから・・・。あと、「SDG’s(持続可能な開発目標)」についてちょっとだけ学んでおくと、「グローバル化」「国際化」の必要性が少しわかるかもしれない。④いずれにしても、「楽しかった」だけで終わらない、君にとって「“成長”できた」といえる旅行にしてほしい、さらには「アメリカに行ってきました。無事に帰ってきました。行かせてもらってありがとう」と全員が言える旅行にしたいですね。

一覧へ戻る