新年おめでとうございます。

 遅ればせながら、新年おめでとうございます。

今年最初のブログは、いきなりプライベートな話題でスタートします。

『40度の熱を出してもがんばって学校は行くものです。』

『先生のいうことは尊敬してききなさい。』

『早く寝なさい。同じ時間なら朝のほうが集中する。』

『キャベツを食べると頭が良くなるのよ』

『痛み止めを飲むと痛みは長引く』…

 私の母は2011年5月に他界しましたが、小学校のころまでいつも言われていたことを…不思議なことに、特に新年になると鮮明にそして教訓的(叱られるように)思い出すのです。

 ところで、私は昨年末に口腔内の手術、部分麻酔で全く痛みはありませんでしたが、口腔内はまるで“道路工事を行っているような音を聴き、歯や顎骨は削られていました。しかし、事前説明の予定時間通りで手術を終えました。医師より「傷口が痛かったら飲んでよいですよ。」と痛め止めの錠剤を渡されました。私は、母親の教えを守り、少々痛くてもそれを飲まないことを自分だけで納得していたところ、医療関係に勤めている妻から「それは間違い。我慢しないで飲みなさい」といわれました。そして、飲んだらとても楽になりました。併せて、「唾液」が口腔内の健康を保つ(出血を止める等)ということを身に染みて感じたものです。

 話は母親のことばに戻して…「キャベツ…」は、たぶん嫌いなものを好きにさせようとした。そして、「痛み止め…云々」は、たぶん(勝手に)我慢強い子どもにさせたかった。

 「40度の熱を出しても学校は…」は、今や時代遅れの考え?しかし、(母親なりのその当時の考えは、)「学校」は、我が子に学力をつけ、友達と分け隔てなく健全に成長するうえで欠かせない機能であることをそのような言葉で表現した。小・中・高そして公立私立の違いはあれ、私は、長年「学校」に勤め、「教員」をし、「教員」を育ててきた者として、この「学校は行くものです」「先生を尊敬しなさい」のことばは、どんな有名な講師による研修会の“指南”よりもいつまでも心に響く教えであると今さら思うのでした。そのうえで…以下、年始の誓いとなりますか…。

 義務教育である中学校はもちろん、“通ってなんぼ”(通信制の学校ではないという意味で使用)を基本とする普通科の高校として、単に、毎日出席して「大学受験(特に最低限として共通テストを十分にこなせる)学力をつけること」だけでなく、その若者のこれから出会ういくつかの成功を勝ち取り、多くの挫折を乗り越えられる資質を地道にはぐくめる「学校」でありたい。3年間・6年間という期間で、生徒をして「毎日毎日、楽しく(自分のこれからの進路にとって)大変有意義でした」と言わしめ「この先生の授業を受けることができて、このクラスで、生徒それぞれが対面で切磋琢磨でき、自分が(心から)成長できた」と自覚ができるような、「学校」をめざし、「教員」を育てなければいけない、そのようなことを思いながら、(教員歴通算45回目)の3学期始業式を迎えました。

 もうひとつ、母の格言(?)を思い出しました。『たまごは、ひとり一個ですよ。』(兄弟の多かった我が家は、夕食に”おでん”がでると必ずいわれた)ゆずりあいや平等の精神を一個のたまごから学習したのかもしれません。…本年もよろしくお願いいたします。

本文とは全く関係ありません。校訓『正しい姿  明るい心』

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