東京女子学院

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建学の精神

東京女子学院の教育理念 「気品ある女性の育成」に向けて 「至誠努力」の日本女性を育てること

建学の辞

本学院の創立者酒井堯は、建学の辞の中で「いずれの時代、いかなる国家に於いても、健全なる社会を構成する基礎は、健全なる家庭に在り、その家庭を作るものは良き母であり、賢き母である。即ち、女性教育は実に総ての教育の基礎である。」と述べています。
正しく優しい女性を育て、たくましく心明るい女性を育み、理想の女性を養成して社会に送り出すことは、健全な国家の基であるとしたのです。

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建学の精神

本学院では、建学の精神として次の3つをあげています。

1.至誠努力の日本女性

至誠努力とは「物事に対して誠心誠意取り組み、努力を怠らないこと」を意味しています。この考え方は、自分自身はもちろん、他者に対しても、欠いてはならない「人としての基本」です。「当たり前のことを、当たり前に行動できる日本女性」、「常に努力をし、真心をこめて行動する日本女性」の育成を本学院では目指しています。
『孟子』(離婁上)に、「至誠而不動者(至誠にして動かざる者は)未之有也(未だこれ有らざるなり)」という言葉があります。人間関係で、最後に人の心を動かすものは真心しかありません。どのような世の中であっても、誠実であることが信頼の基になります。「自分だけが得をすればいい」、「今、儲かりさえすればいい」、「この場だけを凌げばいい」、「迷惑はかけ捨て」ということでは、本質的な信用を得ることはできません。
クラスメイトに対しても、家族に対しても、袖触れ合う人々に対しても、異文化に生きる人々に対しても、老若男女を問わず、「真心をこめた誠実な言動と努力」は世界共通の基準です。否応なく国際社会に関わって生きて行かざるを得ない明日に備えて、中高6年一貫の、高校3年間の教育が問われる時代です。
自己を偽らず、相手をあざむかないこと。そして、この上ない誠意と努力を忘れないこと。そうした目には見えないことを大切にできる日本女性を育成します。

2.道義に立つ教育

「道義」は、「人の行うべき正しい道」、「人としてとるべき理に適った筋道」のことです。人間は一人では生きていくことのできない社会的動物です。人間社会で円滑な関係を構築するためには、「思いやり」と「ルール」が必要不可欠です。やりたい放題では、不愉快と混乱の種を撒き散らすばかりです。
ルールのない社会はありません。制約のない自由もありません。自由の顔をした身勝手がはびこる社会であってはなりません。人と人それぞれが信頼し尊敬し合う関係を保ち、人として正しい道を踏み行うことのできる生徒、思いやりを持ち相手の話をしっかり聞くことのできる生徒を育てます。

3.生活即教育

現代社会が希求するのは、「目には見えない大切なものを育てる教育」です。正解が用意されたことをそのまま記憶する力がもてはやされ、数字に置き換えられることばかりが評価される風潮のもとで、現代社会が見失った大切なことがあります。見失ってはならない本質を見失わずに、日々の学校生活の中で教育し続けているのが東京女子学院です。
本学院では、日ごろの学校生活の中で、切磋琢磨し合いながら互いに成長・向上・発展することを重視しています。「躾」という字が、身だしなみの「身」と「美」で構成されているように、知識ばかりで実行が伴わない「躾」では「美しさ」を欠いてしまいます。本学院の目指す「気品」あふれる女性とは、身も心も美しい立ち居・振る舞いや言葉遣いを兼ね備えた、周りに安らぎを与え、人間関係を良好な方向に導く女性です。

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東京女子学院が目指すもの

本学院は創立以来、健全な社会を構成する「気品ある女性の育成」を目指してきました。現代社会において見失われがちな教養や情緒・情操といった「目には見えない大切なもの」を重んじながら、ほんものの品性を育む教育を伝統としています。
6年間かけてじっくり成長させるのが中高一貫教育の良さです。本校では、無理な負荷をかけて短期間で知識を詰め込むような学習はしません。それよりも地道に、着実に、基礎基本を積み重ねることを学習の目標にしています。そして何よりも、最善を尽くして今日を過ごすことができる、たくましさと明るさを持った女性に育ってほしいと願っています。共学化が進む昨今ですが、本学院の「女子教育」という根幹はこれからも変わりません。思春期の数年間は、生徒たちの心と頭の基礎が築かれる人生のうちで最も大切な時間。だから知性や感性という目には見えにくいものを磨きあげるために、自分自身がなすべきことに集中できる環境が必要です。女子の発達段階に合わせた教育の中で、異性との比較ではなく、適切で正当な評価が受けられます。そこから、生徒たちの心に意欲と自信が芽生え、胸をはって自分の道を歩んでいかれるようになるのです。

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校訓

「正しい姿 明るい心」社会に出てから恥ずかしくない人格形成 |「高い知性・複数の物差し」「豊かな感性・柔らかな情操」「わきまえある心遣い・他者への思いやり」「信頼できる責任感・品位ある立ち居振る舞い」

東京女子学院の学びは、知性と感性の調和がとれた「気品」あふれる女性を育てることを目標としています。日々の学習の中で、自然を敬い慈しむ気持ちや、他者を思い遣る優しさ、異なる価値観に対する寛容さと理解力など、豊かな感性と柔らかな情操の土壌を作っていきます。安定した情緒・情操と奥深い教養を身に着けた、どこに出しても恥ずかしくない気品ある女性に育てます。

世の中は今、環境の破壊や経済の破綻など地球規模の問題を多く抱えています。未来を開くには世界的な視野が不可欠な時代です。姿勢の正しさと心の明るさは、新たな時代を切り開く上で生きる力となります。現代社会が望む、礼節と知性を備えコミュニケーション能力の高い「人」を育みます。人は生涯、学習によって新たな成長をしていきます。世界の一員として、自他共に活かす智恵に不可欠なものは「正しい姿 明るい心」による「優しい心」です。

正しい姿 明るい心

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教育目標

  • ●健全な精神と豊かな思考・情操の陶冶
  • ●思いやりと心と奉仕精神の昂揚
  • ●勤勉努力と清潔整頓の習慣化
  • ●日本女性としての自覚と国際性の習得

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詩歌の朗詠

詩歌は元々声に出して唱うものでした。詩歌は文字で読むものではなく、言葉に籠められた人の魂を朗詠することにより、願や祈りを捧げ、共感・共鳴を呼ぶものでした。
本学院では創立以来の伝統として毎日の朝礼時に「吟詠」を行い、ともすれば忘れられがちな詩歌の本来に立ち帰り、詩歌の豊かな詩趣を味わい、情操を高めています。生徒たちの「心の鏡」となれば幸いです。李白・杜甫・杜牧・陶淵明・朱子などの詩や、山部赤人・紀友則・熊沢蕃山・本居宣長・若山牧水・石川啄木などの歌を朗詠します。多く、素直で分かりやすい教育的な詩歌が選ばれています。

心の鏡の中身を見る(pdf)

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東京女子学院と吟詠

 坦道(たんどう)坂本通(とおる)先生が「東京女子学院吟詠歌」を作詩して本学院にお贈りくださったのには謂われがあります。奥様の坂本いと先生が昭和29年12月から昭和48年3月まで19年にわたり本学院の家庭科の教諭として勤められていたこともありましょうが、ご結婚の前から奇(く)しき縁がありました。
昭和11年の芙蓉女学校創設当時、酒井堯先生は校主に就任し、校長として文学博士高木武先生を迎えています。その高木武先生が、坂本坦道先生の大学時代からの恩師でした。
本学院の吟詠は、高木先生が校主に教育吟詠の創唱者緑村(りょくそん)渡辺幸吉先生を推薦されたことに始まります。渡辺先生はその後長く、本学院で緑村流吟詠指導をされました。昭和27年、渡辺先生の逝去に伴い、緑村吟詠会の後継として坂本坦道先生が会長に就かれています。本学院には、緑村吟詠会副会長松田金重先生が社会科講師として勤められながら吟詠指導に当たられ、毎日朝礼時の吟詠が充実したものとなりました。松田先生は昭和33年12月から45年3月まで15年にわたり勤務される間に、吟詠部も創部され、大学の吟詠部に劣らない成績を上げるまでに高められたとのことです。
坂本坦道先生は本学院に格別の思い入れをお持ちで、昭和41年に本学院創立30周年を言祝(ことほ)ぎ、七言絶句「東京女子学院吟詠歌」をご恵贈下さったのです。承句に「明正心姿」と、本学院の校訓「正しい姿 明るい心」を互文(ごぶん)で詠み込む心遣いをされています。毎年4月には長らく、激務を縫って吟詠指導をして下さいました。
先生は、平成24年3月1日に99歳で永眠されました。

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