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学校長挨拶/学校紹介

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「気品ある女性を育てるために」

本学院の創立者酒井堯先生は、建学の辞の中で「いずれの時代、いかなる国家に於いても、健全なる家庭に在り、その家庭を作るものは良き母であり、賢き母である。即ち、女性教育は実に総ての教育の基礎である。」と述べておられます。正しく優しい女性を育て、たくましく心明るい女性を育み、理想の女性を養成して社会に送り出すことは、健全な国家の基であるとされたのです。

 本学院は、創立時より特設科目として、詩歌の朗詠、礼法、華道などの時間を設けて参りました。近年は中学校に弦楽器の授業も取り入れ、感性を育む教育を拡充しております。文部科学省の学習指導要領の改訂に先がけて進めた英語改革も既に7年を経て、単にネイティブの教員の導入だけでなく、他教科との連携を深めております。第二外国語の授業は生徒の視野を広げています。国語・数学などの教科においても、「論理的思考」と「表現力」を軸としての指導を展開し、知性を育む教育を推進しております。

 右脳は空間的・音楽的な感性をつかさどり、左脳は言語的・分析的な知能をつかさどると言われます。両脳の調和を図る教育は成長著しい中学生・高校生の頃が最適で、我が国の学校教育が進むべき方向性を示していると考えられます。本学院の教育は、気品ある女性を育てるために、感性を研ぎ知性を磨いて「目には見えない大切なものを育てる」、正に現代社会が希求する特色ある教育です。

学校長から生徒へのメッセージ

今年度は読書についての目標があります。私たちが毎日自分の気持ちを伝えたり、伝えてもらったりする日本語の語彙力をつけるためにも読書は大切なことです。私たちは毎日当たり前のように日本語を使っていますが、これは実はとても大切なことです。

人間の脳は、人の言葉や表現、表情を読み取って同調することができます。同調できるということは、美しい日本語に出会えば、美しい日本語を使えるようにもなるということです。

さらに環境は人をつくるということにも繋がります。良い環境でお互いに切磋琢磨することは大切なことです。

新聞のコラムに、ミャンマーとタイの国境にある図書館で働いている渡辺有理子さんの話が載っていました。この方は、母国語で話すことで生きる希望があると言っています。その理由として、難民の男の子(10歳)の話が挙げられていました。

「ぼくは、図書館が大好き。世界で一番大好き。とても悲しいとき、図書館に行くと気持ちが軽くなる。」

日本では、活字文化を復活させようという動きがあります。有名な小説は映画化されているものが多い。しかし、読書には映画では味わうことのできない力があります。

小学校の時に読んだ本を今あらためて読むと、そのときとは異なった読み取り方をすることができるのではないでしょうか。本は自分次第で読み方や感じ方が違います。

読書をすることによって、今がどんなに大切か気づくときもあります。すると、今までは見えなかったことも見え、知らないことを知り、楽しい毎日が送れることがあるのではないでしょうか。