TJG 東京女子学院 中学校 高等学校

お知らせ

「協働」

2018年6月27日08:15 |
 ご縁があり、お茶の先生にご指導がいただけることから、今年度は茶道部の顧問を務めさせていただいております。
 お茶の稽古を拝見していると、点前を中心としたお茶を点てる、見える部分と、準備や片付けといった、見えない部分の二面があるように感じます。おかげさまで生徒はこの二つの面どちらからも多くのことを学んでいるようです。
 先日、稽古後の片付けをのぞいてみると、「終わったらこれやって!」とか「これは私がやる」などの声が聞こえてきました。さらに兼部している部員も他のクラブ活動が終わってから、片づけだけに顔を出していました。微笑ましく思う場面であるとともに、自分の役割への意識や、分担する動きの芽生えを感じるひと時でした。
 生徒のかいがいしい協働の動きを見ていると、一編の漢詩が思い出されます。九州大分の日田に私塾を開いた広瀬淡窓の「桂林荘雑詠」です。
             
          休 道 他 郷 多 苦 辛      道(い)ふをやめよ、他(た)郷(きよう)苦(く)辛(しん)多しと
          同 袍 有 友 自 相 親      同胞友あり おのずから相(あい)親しむ
          柴 扉 暁 出 霜 如 雪      柴(さい)扉(ひ)暁(あかつき)にいずれば 霜(しも)雪のごとし
          君 汲 川 流 我 拾 薪     君は川(せん)流(りゆう)を汲(く)め 我は薪(たきぎ)を拾(ひろ)わん

  どんな場面でも自分にできることがあります。得意なことが見つかります。

教 頭 小林 伸嘉


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