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アナリストの活躍

2016年5月30日09:57 |

バレーボールのリオデジャネイロオリンピック最終予選がおこなわれている。女子は出場を決めたが、男子は昨日中国に敗れ、痛い一敗となった。

全日本チームにはアナリストと呼ばれるスタッフがいる。チームや選手のデータを分析して、勝てるチームへの助言をおこなう仕事だ。試合中にも即座に分析し、ベンチに情報を送っているという。

アナリストというとクォンツアナリストを思い浮かべる。かなり以前になるが、銀行が理工系の学生を採用し始めた。なぜ、銀行に理工系なのか不思議であった。疑問に思って会社の先輩に聞くと、金融工学という技術を使って、新しい金融商品を開発し、市場のリスクを分析・管理して効率よく利益を上げる方法を考える、それができる人を雇うためだと聞かされた。

アナリストに共通していることが3つある。1つはデータの分析。2つ目は表には直接出てこないが、戦略・戦術の核を担っていること。3つ目は専門外であること。経済学や商学の専門でない、バレーボールの選手ではないところだ。

ビジネス、経済において、またスポーツにおいてもテクノロジーの進化が従来の枠を越え、従来わからなかったことを可能にしてきている。その担い手がアナリストだと言える。

 さて、1つの予想をしてみる。それは学校教育の分野にアナリストが生まれたらどうなるか。

3つのことが予想される。

・先生と生徒両方のデータ分析がおこなわれ、効率的で効果的な指導方法などが提案される

・先生の指導方法や授業展開の傾向と改善・向上に向けた分析結果が示される

・生徒一人ひとりに合致したIndividualな指導・授業形態へと進化する

私の勝手な予想であるから、ばかなことを言っていると言われるかも知れない。

しかし、テクノロジーの進化は人間に多大な影響を与えてきた。資源の無い日本である。

アナリスト誕生は時間の問題のように思える。

その時代が来た時、学校教育関係者はどう認識し行動するのか興味が湧く。

 

事務局長 行田 源

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