TJG 東京女子学院 中学校 高等学校

お知らせ

信頼と安心

2016年1月18日08:00 |
先日マイカーの定期点検をディーラーで受けた。いつも通り駐車場に車を駐車すると担当の営業マンが駆け寄ってくれ、車のキーを手渡した。この時に上着のポケットに入れておいたマグネットのリストバンドが絡まり、いつの間にかどこかに落ちてしまった。点検が終わり自宅に帰ると、リストバンドが無い事に気付き、車の座席付近を探したが見つからなかった。「おかしいなー、営業マンに車にキーを渡す前まではリストバンドがあったのに」。きっと駐車場に落ちているに違いないと思い電話で営業マンに駐車場に落ちていないか確認をお願いした。暫く経ってから折り返し電話があり、「駐車場には無かったが、担当の整備士からそれらしきものが運転席のリクライニングレバー近くにあったそうです」との話を聞き、車を確認すると狭い場所奥にリストバンドを見つけた。

「この整備士は定期点検なのにそんなに細かな場所まで点検し、確認をしてくれていたのだ」と思い、その整備士に対し感謝と共に深い信頼感を感じた。一ヶ月点検で普通はそこまで見るはずがないのだ。なのに・・・

私はこの整備士が整備する車に乗れて幸せ者だと思う。一つの出来事でこの整備士が日頃の仕事をどの様な思いと、心がけで行っているかが全部見えるからだ。また、この車は安全に乗ることができるという確信に変わり、安心感が涌いてきた。

人が見ていてもいなくても、どれだけ自分の職務に忠実で、誰の為に何をしなければならないかを常に意識し、実行することが「仕事」なのではないかと思う。その仕事が、他の人に見えた時に信頼感が生まれ、仕事を任せて大丈夫だという安心感につながるのだと思う。今一度自分の仕事を見直し、本当に目的に合った仕事をしているかどうかを考えてみたい。
                                             生徒募集室  宗内 信二