TJG 東京女子学院 中学校 高等学校

お知らせ

-新緑をいける- 5月のテーマ

2016年5月25日09:00 |
薫風爽やかな5月21日(土)に卒業生、保護者の方々対象のいけ花研究会を開催いたしました。
<花材>  レンギョウ(モクセイ科)、シャクヤク(ボタン科)
 <小品練習花材> グラジオラス、カスミソウ、カーネーション
若葉をたくさん付けた大きな枝ぶりのレンギョウを手にして、どの枝を主枝に持ってくるか、どの枝を落とすかなど、皆様格闘していました。
そして、今、最盛期のシャクヤクを添えて、この花は女性の立つ姿の美しさを形容する言葉としても使われています。
やがて、新緑の候の趣あふれる作品の数々ができあがりました。

次に、今回参加された方の作品をご紹介します。

渋谷真由美(卒業生)師範上級
花材名   レンギョウ  シャクヤク
花型   人を主枝の立体   本勝手
生けてみて
 レンギョウの枝の自然な曲がりを生かし、さわやかな初夏を意識して生けてみました。
アドバイス 
 レンギョウは、ふんわりとゆるやかな曲線を持った枝を選ぶと、動きが出ます。
 シャクヤクは、大きい花を咲かせますから、花と葉のバランスを考えて葉を落とし過ぎないようにしましょう。

渋谷真由美2_R.jpg

田中まのん(卒業生)師範上級
花材名   レンギョウ  シャクヤク
花型   人を主枝の傾斜体  本勝手
生けてみて 
 今まで、花や枝ばかりを見て、葉を太陽に当てることを意識していなかったので、葉の部も含め、全体のバランスを考えて生けました。

田中_R.JPG

渋谷啓子(卒業生の保護者)
花材名   グラジオラス  カスミソウ
花型   天を主枝の立体   本勝手
生けてみて 
 鮮やかなグラジオラスの赤に夏を感じ、やわらかなカスミソウの白とのバランスがいきいきと感じられる様に生けてみました。
アドバイス 
 グラジオラスは花丈が高く花は下から上に咲きのぼり、花が先端まで沢山つきます。
 そのため、まず、先端のかたい蕾は指先で折り取って花数を減らします。
 一本につく花数が多いと重たい感じがしますから、花つきの様子で丈を調節して生けます。
 葉はいためないようにはずして、葉と花を切り離して花のそばにそえます。
 葉を二~三枚まとめ、花をもたなかった一本のグラジオラスとして扱います。

渋谷啓子2_R.jpg

次回のテーマは  -つゆのころの花をいける-  です。
 日時  6月18日(土)  13:30~15:00
若葉の緑が深みを増す校庭はさわやかです。
皆様のお越しをお待ちしています。
       華道科  星美恵子  岩間佳子