芸術科
人間の望ましい精神活動は、真理、倫理を探究し、美を感得し、それらを統合して安心生命の境地に至ることでありましょう。芸術教育が担う一翼が美的感受力、すなわち芸術体験を通じて豊かな情操を養うところにあることは言うまでもありません。ところで情操とは感情の一つですが「芸術的刺激によって洗練され、価値に触れて動く感情」と言えます。まさに情操は教育によって形成され、発現される感情なのです。芸術科は、創造性に富む情操豊かな人間性の育成と文化を尊重し、その発展に努める態度の育成を目指します。
科目別 学習の目標
●音楽

中学1年 普段、耳にする音に対して関心を持ち、音楽表現の楽しさと充実感を味わう。
中学2年 良い音とはどのような音なのか、豊かな心で音楽を感じ取り、それを表現する技能を養う。
中学3年 感性を伸ばし、独自の創造的表現を育む。
高校1年 個々の持つ感性を音楽に結びつけ、良いと感じたことを音楽で表現する工夫をする。
高校2年 年2回、生徒主催の音楽会を企画し、自分の好きな曲を感じたままに表現する。
●美術

中学1年 「感じる心で」をテーマに、鑑賞・実技(デザイン、絵画、彫刻)を満遍なく経験、色の基礎知識を理解し、素直な表現をめざす。
中学2年 「創造の喜び」をテーマに、鑑賞力を養い、実技(デザイン、絵画、彫刻)を経験しながら、特に平面の多様な表現方法を学ぶ。
中学3年 「調和と広がり」をテーマに、鑑賞力を高め、実技(共同制作、デザイン、絵画、彫刻、工芸)においては既習の表現方法をもとに自由な発想の展開をめざす。
高校2年 表現方法の基礎的学習(色彩理論、画面構成、石膏デッサンなど)を理解する。美術表現の時代的視野と社会的役割を認識する。テーマを持った能動的な制作姿勢をめざす。
●書道

高校2年 「書は文字を線によって視覚化し、変化と調和統一を表現する造形芸術である」ことを理解し、実践する。また、書写能力を高め、書の表現と鑑賞の能力を高める。書の理論や伝統を理解した上で、書を愛好する心情を育てる。
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