TJG 東京女子学院 中学校 高等学校

卒業生への通信

華道科 助手となって

2017年6月 5日08:26 |

去る3月12日、華道瑩心流創流80周年の祝賀会がありました。その席で、私は家元の木下艸雲先生から「同人」の許しをいただきました。大変嬉しく、また、身の引き締まる思いがいたしました。この栄光は、東京女子学院で華道瑩心流と出会い、その教えに導かれて頂戴することができたように思います。

私は昨年から華道の授業を見学させていただいておりました。そして今年から、母校 東京女子学院の華道科の助手を務めさせていただいております。

華道室で目にする、好きな花材を手にしたときの生徒たちの眼の輝き。花に癒されたり、「天・人・地」の配置配色に苦戦したり・・・・・・ 。

それはかつての私の姿のようにも思われます。

どう生けたらよいか悩む生徒たちに、星先生・岩間先生は、

「お花は野に咲いているようにいけるのよ」「分からなくなったら、お花に聞くのよ」とアドバイスをされます。私が学生時分からよく耳にしている瑩心流の理念です。

今は、この言葉の広大な意味に少しずつ近づきたいと思いながら、花に向かい「あなたはどっちに向きたいの?」と問いかけ、自然との対話を大切にすることを心がけています。「意のままに生けるのではなく、自然のありのままを生けること」を生徒たちと一緒に学んでいます。

渋谷 真由美

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