TJG 東京女子学院 中学校 高等学校

卒業生への通信

華道 正月花

2014年1月 6日10:06 |

正月の祝い花、迎春花は新しい年の寿ぎの花です。
花材もやはり正月らしいものを使いましょう。最近は正月にも禁忌がなくなってきていますが、祝儀花としての伝統花材の持つ意味も大切です。
 松・竹・梅は「歳寒三友」といい、おめでたいものの代表です。共に極寒に耐えて、松と竹は緑を失わず、梅は花を咲かすところに由来します。画題や歌舞伎、音曲などでも古くから取り上げられています。
 万年青(おもと)は、葉の色がいつまでも青々と変わらないことから、お正月やおめでたい席の花によく生けられます。
 他に、南天、ぼけ、千両、しだれ柳、葉ぼたん、水仙、白玉椿、福寿草、蘭、バラ、ストレチア(極楽鳥花)、デンファレ、菊、アイリスなども正月の花材として用いられます。

                                     華道科 星 美恵子

  (1) 2013.12.28 華道勉強①.JPG  (2) 2013.12.28 華道勉強②.JPG  (3) 2013.12.28 華道勉強③.JPG


(1)12月28日(土) いけばなの勉強会        卒業生 寺田えみ
 花 材  若松  千両  スイトピー  オンシジューム  赤芽柳
 花 型  立体  本勝手
 生けてみて
 お正月を意識して花を綺麗に、華やかに、と思いつつ生けてみました。松を生けるのが難しいと感じました。
 講評とアドバイス
 赤芽柳はのびのびと生けましょう。オンシジュームは小さく切らないで、大きくふんわり扱い、地として使った方が良いと思われます。(星)

(2)12月28日(土) いけばなの勉強会        卒業生 比留間望
 花 材  五葉松  デンファレ  臘梅(ロウバイ)  竹  千両
 花 型  立体  本勝手
 生けてみて
 凜とした竹を中心に、松竹梅を生けました。臘梅とデンファレで、中華風になりました。
 講評とアドバイス
 竹を2本使うときは、2節のものと3節のものとで奇数にします。五葉松を根締めに使います。臘梅と竹とのバランスを考えて生けてください。 (星)

(3)12月28日(土) いけばなの勉強会        卒業生 佐藤麻由
 花 材  大王松  千両  寒竹  臘梅  菊
 花 型  立体  本勝手
 生けてみて
 大王松の枝ぶりをよく見て、のびのびと生けました。五種生けしたことで、お正月らしい華やかな作品に仕上がりました。
 講評とアドバイス
 大王松には洋風の花材の方が似合いますね。菊より蘭(デンファレ)やバラなどの方が良いと思います。バランスは上手に取れています。(星)