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東京女子学院では2003年度より、「英語を英語で学ぶ」新たな英語学習に乗り出しました。2008年4月から、5年目に入ります。使える英語、考える英語です。
英語教授法を専門的に研究してきた外国人教員が、単独で英語のみを使って、生徒たちを指導します。日本人英語教員のサポート役ではありません。チームティーチングでもありません。
教科書も外国のもの(Cambridge English for Schools:Cambridge University Press)です。英語の表記しかありません。つまり、コミュニケーションの手段が英語しかないのです。宿題も英語です。英語で日記を毎日、書いてきます。読む本も英語です。グループで課題を設定して、それについて英語で議論をして、とりまとめます。
コンピュータを英語で学んだりもします。ビデオを見て、それについて英語で意見交換をします。旋律をつけて、詩をみんなで朗読したりもします。時には、英語を駆使しながら、サッカーを校庭でやったりもします。まさに、「総合的学習」として英語をとらえています。
生徒たちは最初、面食らったようです。英語ができない生徒と、日本語ができない先生の間柄です。それでも、お互いに徐々に、努力して出来るようになりました。これが文化交流であり、コミュニケーションの原点ではないでしょうか。それでも、日本人英語教員が授業の合間や放課後に、生徒の学習上の悩みにこたえる場も設けています。安心してください。
東京女子学院中学では、学期の最後に毎回、英検のプレテストを使って、全員の実力アップ度合いを計ります。共通のデータに基づいて、生徒の達成度をみる。そして、個々の生徒を的確に指導していくのが、東京女子学院のやり方です。おおいに、実力がアップしています。
これらのことを、東京女子学院では、すべて学校内で完結させています。つまり、海外留学をしないで、国内で、かつ「学校の教育力」のみで進めています。英語のみでの大学入試問題が増える傾向にあります。国内にいても、会社の公用語が英語になったという話も増えてきました。海外で活躍する日本人女性も、ますます増えています。東京女子学院の卒業生の可能性は、広がります。国内難関大学をはじめ、海外の伝統大学まで、夢は確実にふくらみます。
次のページの説明文は、当校における英語改革初年度に、その方針を英語科主任アン先生(当時)がとりまとめたものです。新年度も、この方針は変わりありません。
2008年度も、中学生は外国人英語教員による英語のみの授業です。これまで通りです。高校生は習熟度やテーマに応じて、外国人英語教員と日本人英語教員の授業時間を配分します。ただし、使用する教科書は英語のみの海外のものですし、授業運営の基本姿勢は、「英語を英語で学ぶ方式」です。なお、高校3年生は大学受験準備のため、一部を除いて、日本人英語教員により行われます。
また、放課後に日本人英語教員によるサポートクラスが設けられ、生徒たちが自由に出入りできます。これ以外に、外国人英語教員が常駐する「English Room」で、英語でお話をすることも出来ます。現役大学生のOGチューターも、放課後カフェテリアで、あらゆる教科の学習相談にのります。東京女子学院では、充実したサポート体制を設けています。 |